がhサバイバーの視点から企業と患者が知っでおきたももこと

摘要

日本人の2人に1人が人生の中で一度はがhと診断を受ける時代が到来しているにも関わらず，依然として「がh＝死」という偏見や印象が社会には根強く残っています。連載第2回目となる今回は，患者らが＜現状解決に向けて何が必要＞と考えているかを報告します。2008年3月に実施したアンケート調査では，罹患者の4人に3人が雇用継続を希望しながらも，そのうち，3人に1人が職を失い，4割が収入の減少を伴っていることがわかりました。