ナノ秒パルス放電方式オゾン発生におけるマルチワイヤ電極の特性

摘要

本研究では，これまでの単ワイヤ対円筒で構成される同軸円筒電極に替わり、複数ワイヤ電極を用いることでワイヤ電極付近の放電密度を分散させることのオゾン生成への影響を調査した。また，電界の不平等方向の異なる二つの複数ワイヤ電極を用いることにより，複数ワイヤ電極による電界集中方向の違いのオゾン生成への影響を調査した。