新規トラック専用の通用門と構内動線の変更で、通学路と構内の安全が向上（2）

摘要

新しい門の設置工事と構内の交通環境の再整備を経て、2008年9月にいよいよ水道門を開門することとなりました（写真1）。従業員に対しては、物流改善実行委員会の委員が、構内動線の改善策を自分の職場に持ち帰り、構内の一方通行ルールなどの周知徹底を行いました。また、水道門の運用開始2週間ほど前に、取引先など納入·出荷などで構内に車で入構する可能性のある100社ほどに、4トン以上の大型車の出入口を水道門とし、構内の通行ルートも変更することなどを文書で通知し、各社ではドライバーへの周知を行いました。そのため、水道門の利用開始と構内動線、通行ルールの全面的な変更であったにもかかわらず、混乱もなく、スムーズな車両動線の切り替えに成功したのです。