テーマ4：マクロスケール熱物性·熱分析，デバイス接合部の熱信頼性評価

摘要

我々は，金属材料の冶金的な側面から，TG-DTAやDSC等の熱分析技術と物理解析技術を駆使し，材料の微視的構造に由来する高温反応举動やその物性を研究している．7000系 Al合金においては，強度因子は主に析出物のサイズと量で決まり，時効処理によつて材質制御されるが，TEMやX線小角散乱データと熱分析曲線を関連付けることで，析出相の固溶/析出挙動を定量評価でき，熱処理プロセスの最適化指針が得られた．