キヤップ依存性ェンドヌクレアーゼ 阻害薬バロキサビル（ゾフルーザ~R)

摘要

新しい抗ィンフルェンザ薬として期待される，キヤップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬（cap-dependent endonuclease inhibitor) ， バロキサビルマルボキシル (ゾフルーザ?)が2018年3月に発売となった。本格的 に使用されるのは，この冬の流行になる。バロキサビルは，ォセルタミビル（タミフル?)など のノづラミ二ターゼ阻害薬^neuraminidase inhibitor ； NAI)とは作用機序の異なるRNAポリメラーゼ阻害薬 である。そのために，NAI耐性ウィルスが出現したと きにも有効である。ソ連かぜ（H1N1)の2008-09シー ズンの流行時には，ォセル夕ミビルに対してすベてのゥ ィルスが耐性化した（H275Y変異）。