調査研究委員会活動報告：NEDOプロジェクト『再生可能エネルギー大量導入時代の系統安定化対応先進ガスタービン発電設備の研究開発』について

摘要

当学会のガスタービンを考える会および産官学連携委員会の活動が発端となって，NEDOの「エネルギー·環境新技術先導プログラム」の中で「再生可能エネルギー大量導入時代の系統安定化対応先進ガスタービン発電設備の研究開発」プロジェクトが実現したことは，これまで学会誌や定期講演会でお伝えして来たところである。この1年間の調査研究プロジェクトは2015年度に参加各機関で順調に実施され，2016年2月に無事完了した。実施に当たっては産官学連携委員会が臨時委員会として調査研究委員会を組織し，プロジェクトの契約先である各社·各機関からメンバーが出て研究を遂行した。また，NEDOの委員会として研究開発推進委員会が設置されたが，ここでは調査研究委員会のメンバーに，電力5社および電事連から委員が参加し，ユーザの意見を取り入れながら研究を進めた。