野菜作用機械：新機種でてh菜直播栽培を支援

摘要

現行のてh菜直播作業は，部品交換を行った汎用播種機で行われており，不安定な出芽や風害等による初期生育不良で収量が安定しない場合があり，普及の妨げとなっている。そこで，生研センターでは，第4次農業機械等緊急開発事業において，高速かつ高精度に施肥播種が行え，安定した収量が得られる，高性能なてh菜播種機を開発した。本機はトラクタ搭載型で，慣行うね幅4うね用のてh菜施肥播種機である（1図）。本機は，主に播種機構，施肥機構，耐風害播種床形成機構，クラスト対応鎮圧輪で構成され，機体寸法はL2.1×W3.0×H1.4m，機体質量614kgで対応うね幅60～66cm，適応トラクタは44～59kWである。