新第三系堆積岩地すべりの末端部で確認されたすべり面

摘要

下前田地すべりは，秋田県北秋田市を流れる阿仁川の存捏側斜面に発達する大規模地すべりである（図－1）。 山複斜面は明瞭な地すべり地形を嘉し，その斜耐長は1kmを超える。 近年では，この大規模地すべり末端部の′トブロックが活動し，調査ポーリング，地下水位観測，動態観測等の調査が寛施されている。