北京，有るもの無いもの

摘要

北京の大学や研究所の正門には立派な毛沢東の立像が必ず見受けられる。 現代中国の祖として建立されているとのこと。 戦前の日本の小学校では校庭のどこかに必ず「二宮尊徳」の薪を背負いながら本を読む姿をみかけたものだ。 21世紀の現在,こういう「ながら族」の宣伝は父母からの格好の攻撃対象になるだろうし，第一，今の交通事情ではたちどころに事故に見舞われてしまう交通違反の見本のようなものだからさすがに今はどこにも見当たらない。 北京の小学校の数は少ないように思われるが，一人っ子政策と関係があるのであろうか。 正門には「六道口小学」とか「東升小学」と記載されていて，日本の小学校のように「校」の文字を見掛けない。その代わり，「何々成人学校 工胜嗓稀感！ 工涊dされている。 日本の都市では必ず自動車教習所が見られる。 また，市内や高速道路を走り回る仮免教習車にで会うことが多い。 しかし，北京では両者ともに何故か見当たらない。 北京郊外にあるとすれば，初心者はそこまで練習に通うことになるであろう。