環境調和型製造プロセスと省資源·省エネルギーの実際：新しい吸着モデルによる高純度炭化水素の回収－実装置の運転データからの考察

摘要

PTSA法というのは"Pressure & Temperature Swing Adsorption"の略で，圧力と温度をある水準に保ちながら，固体吸着剤を用い吸着と脱着を交互にスイングさせて，炭素結合をもつ化学物質，特定すれば揮発性炭化水素(HC)を分けるという分離技術の一手段である。 すなわち，分離に際してまずは，吸着剤に分離すべきHCガスを通過させるというステップから始まる。