【計測と制御：わが社の得意技シリーズ】第13回 オプトソニック＋赤外方式による製鉄副生ガスの熱量測定技術

摘要

オプトソニック＋赤外方式の熱量計は，防爆エリア内での設置が可能となるため，より測定ポイントに近い場所で測定することができる。さらにデータサンプリング周期が250msec，応答時間が15sec（90%応答時間）と速いため，従来の熱量計では追従することが難しかった急激かつ短時間の熱量変動も捉えることが可能となる。国内2ヵ所で行ったフィールド試験でも本方式の精度の高さは確認されており，今後高速かつ連続的な熱量測定が要求される現場での利用が期待されている。