デジタルカメラ用CCD撮像素子の現状と今後の開発動向

摘要

CCDは1969年にべル研究所で発明されたが，それをきっかけにCCDを応用した撮像素子が提案され，以後現在に至るまで多くの研究者によりCCD撮像素子が開発されて来た。 弊社でもCCDが発明された翌年の1970年にはCCD撮像素子の研究を開始している。 CCD撮像素子は現在ではビデオカメラやデジタルカメラに使用され一般家庭に普及しているが，このCCDが発明されたのほほhの30年前の事なのである。 そしてその10年後の1980年には弊社は世界で初めてカラーカメラXC-1の商品化を成し遂げている。 このXC-1は全日空のジャンボジェットB747の脚部に搭載され，離着陸の様子を機内のモニターで楽しむ事が出来た。