大学と地域の交流が新時代の後継者教育の扉を開く

摘要

実践力のある学生を酪農産業に送り出すために - 司会　 明けましておめでとうございます。 酪農学園大学.岡垣期大学部では昨年2月、釧路管内浜中町と酪農を核に相互連携を深める「地域稔合交流協定」を結びました。 この協定は大学が持つ多様な機能や研究データを地域の課題解決に活用してもらう.一方、同町からは学生の実践教育の場（農家実習）や研究材料の協力を受けるなど、相互連携を進めてお互いに発展していこうとするものです。 その取り組みの一つとして、昨年4月から浜中町と十勝管内鹿追町で「酪農実践学コース」の農家派遣実習がスタートしました。 このコースは4年間の大学生活の中で2年前期と3年後期の1年間は酪農現場に出向き、生産者から酪農に対する考え方や生活の実態、技術などをじかに学ぶことを特徴としており、酪農産業に実践力のある学生を送り出すことを目的としています。