離乳前乳児の晴乳量に関する研究

摘要

母乳は，乳児にとって最適な栄養成分を，最適な割合で含むものである。 母乳育児は乳児に対して栄養的機能面だけではなく，母子間の心理面においても有益であることが明らかにされている。 また，先進国と途上国を問わず国際的な母乳育児推進の動きも盛hである。乳児期における母乳の摂取量は，乳児の栄養状態を判定する上で重要な指標であり，「日本人の栄養所要量」においてもその値は乳児期のエネルギーやどタミン摂取量等を算出する際に利用されている。