消費者の求める卵、農産物を作り50年 －本物にこだわり地域農業と歩hで来た養鶏の先駆者－

摘要

青森県藤崎町は、県の中両地域にあり、平成17年に旧藤崎町と旧常盤村が合併して誕生した町で、リンゴの主力品種である「ふじ」の発祥地でもある。 気候は、津軽平野の中では比較的温暖で、農業に適した肥沃な土壌に恵まれている。 常盤村養鶏農協が発足した昭和35年当時、当地域では産業としての養鶏はなく、新鮮で手軽に入手できる卵の生産と併せ、周年雇用やたい肥利用による地域振興も視野に多くの生産者が参加できる組織として発足した。 特徴的な活動としては、これまでの養鶏農協事業は、一貫して「地域における農業振興や生産者への経営、技術支援」の観点から展開されてきており、具体的には以下の点があげられる。