哨乳類の胚操作と畜産への応用と将来（47）－XVII 野生動物-

摘要

野生動物の希少種を増殖，保護するためには，まず，それらの生殖活動様式を知る必要がある。 それら動物種の性周期，排卵，性行動が主体である。これらの機能は視床下部一脳下垂体一生殖腺との関係である性機能系軸によって制御されており，内分泌調整機能を明らかにすることが基本である。 a）生殖内分泌機能の解析法i）血流中のホルモン濃度　野生動物のホルモンの動態は家畜での解析法をモデルとして実施することが可能である。