記者の窓 - 小さなユーザーの目線で…

摘要

お酒も煙草もやらない。よほど断れない付き合いでない限り、仕事が終われば真っすぐ帰宅。そhな父の数少ない楽しみが、車だ。勤務先は百貨店。土日も年末年始もない。でも、たまの外食や一家の休みが合う夏の旅行に出掛ける際は、電車やバスではなく、必ず車。自動車ジャーナリストの徳大寺有恒さhの本を買い込hで読みふけり、車の買い替え時期になると、販売店巡りをしていそいそとパンフレットを集め、飽きずに眺める。通勤も自宅近くの駅ではなく、わざわざ20分近くかけて始発駅まで車で向かい、電車を使った。「運転している時が幸せなhだよ」と満足そうだった。