フラッグシップに相応しい贅沢な空間：高機能の導入でよりラグジュアリーに

摘要

欧州ではカンパニーカーとしての法人ニーズも大きいラグジュアリーセグメントのモデルたち。すべてにわたって高いクオリティが要求されるだけに、価格帯もトップクラスに近くなるものも多いがそれだけに機能の充実ぶりや徹底したこだわりに満ちた仕上がりからは感服に近い喜びが味わえる。毎年、まばゆいばかりに贅沢なモデルが続々と登場するラグジュアリーセグメント。日本におけるこのマーケットでの2018年最大の話題といえば、アウディの上級モデルであるA8とA7スポーツバックがほぼ同時にフルモデルチェンジを受けたことだ。この2台は、現チーフデザイナーのマーク·リヒテ氏が14年に発表したデザインコンセプト“プロローグ”と共通のデザイン言語を用いて描かれており、いずれもエクステリアは直線基調。従来モデルよりも、明らかにシャープでソリッドな印象を与える。フラッシュサーフェス化を徹底したインテリアも注目ポイントである。