パート2 - 63系SUV：アリプデートされた“最強”V8

摘要

新しい2台のトップSUVに搭載されるのはAMGの誇るハイテク4L V8ツインターボ（型式：M177）。90度のVバンクに収められた（ホットインサイドVと呼ばれる）2基のボルグワーナー製ターボチャージャーによって、最高出力は612ps、最大トルクは850Nmを発生する。当然のことながら近年要求される環境への配慮も駁されており、V8エンジンとしては初の48Vマイルドハイブリッドが搭載されている。このシステムはインテグレーテッドスタータージェネレーター（ISG）とDC／DCコンバーター、そして48Vのリチウムイオン電池からなっている。中核となるISGは三菱電機製で、V8エンジンのクランクシャフトと9速オートマチックトランスミッションの間に挟まり、48Vを発電すると同時にスターター、そして16kW（22ps）と250Nmを発生する一種の電気モーターのような働きをする。