車載センサ、日本特殊陶業がタイで120億岡の増産投資、インドで酸素センサ増産の動きが活発

摘要

ASEANおよびインドで車載センサを増産する動きが進hでいる。燃費·排ガス規制の強化が進むなかで、排ガス中の酸素濃度を検知する酸素センサの増産に向けた動きが特に目立つ。 日本特殊陶業は2017年6月、タイで自動車用センサの新工場を建設すると発表。投資額は120億円で、既存工場のあるAmatanakorn工業団地（Chonburi県）内に延床面積3.5万m~2(4階建て）の建屋を整備する。新工場の稼働予定は2018年9月。これにより、2023年までにタイにおける酸素センサと温度センサの生産能力はそれぞれ2倍、2.5倍となる。また、新たに全領域空燃比センサを生産開始する予定で、生産品目を拡充する。