2018年生産は2.1%減の403万台、国産車販売頭打ちと輸出減少で3年連続減少、SUV増産の現代自は5.8%増

摘要

韓国の自動車生産台数は、2018年に前年比2.1%減の402.9万台となった。400万台超を維持したものの、3年連続で減少し、2010年以降では最低となった。国産車の国内販売が153.2万台で頭打ちとなる状況が続いたことに加え、起亜の北米向け輸出や大手各社の中近東向け輸出の減少などにより、完成車輸出が3.2%減となったことが影響した。メーカー別では、現代自が5.8%増の174.8万台。SUV が46.8%増の70.2万台となったことが全体を押し上げたが、これには2017年生産開始のKonaが25.4万台となったことや、2018年2月全面改良のSanta Feが56.7%増の15.0万台となったことなどが寄与した。