内装材の価格修正本格化原料·物流費上昇で今秋にも

摘要

ぺースト塩ビは、微粒子加工を施された塩化ビニル樹脂で、可塑剤·重合度などを変えてさまざまな製品に応用される。全世界の需要規模はおよそ240万トンとみられ、最大の市場はアジア市場の130万トン。日本市場は特徴的に壁紙·タイル力ーペットなどの内装材が需要の大半を占め、需要規模は12万トンで堅調。東京五輪やインバウンドなどの「特需」が期待されるー方で、大手内装材メー力ーを中心に、施工にかかる物流·人件費コストを価格転嫁する動きが本格化している。