この道一筋48年！私がみてきた世界のプリント基板の歴史

摘要

エッチングで絶縁坂上に導体パターンを作るプリント基板は，戦後1940年代後半から米国で作られ始めました．1950年代半ばには両面スルーホール基枚1960年代半ばになるとコンピュータに多層基板が使われ始めます．日本では，1950年代半ばに片面基板が作られました．時を同じくして，世界を変えたといってよい，片面プリント基板を使ったトランジスタ·ラジオ（TR-55）が東京通信工業（現ソニー）から発売されました．当時は銅板をエッチングしてつくる銘板（ネーム·プレート）屋さhが，見よう見まねで片面基板を作り始め，めっき屋さhなどの会社とともに，めっきによる層間接続技術（スルーホール）や多層化技術を積極的に取り入れて行きました．