「後付けできる生産設備の見える化ソリューション」の特徴と活用例

摘要

筆者は、大手電機メーカーの工作機械サービスを19 年経験し、500社を超える工場の現場を見てきた経験をもつ。顧客の現場に寄り添ったモノづくりの課題解決力を武器に独立。現在、IoT技術を使った工場の稼働状況の「見える化」や、産業用ロボットの導入支援を行っている。マルトミプレス㈱は、社長を含む5人の人員で、店舗ディスプレイ金具·照明器具部品などのプレス製造をはじめ、鋼板加工およびレーザー切断加工の請負を行っている。生産設備としてプレス機、レーザー加工機、NC線材加工機を所有しているが、その稼働状況は目視で確認していた。24時間稼働している機械が夜間の自動運転中にアラーム停止していないか、別の建屋にあるレーザー加工機がアラーム停止していないか、コンプレッサーが異常停止していないかなど、少ない人員で気にかけることは多い。