ハイスピード割出に威力を発揮する新機軸のローラ減速機がものづくり革新を加速する

摘要

テクノダイナミックスが新たに開発した超フラット形状を追求したローラ減速機構。バックラッシレス、摩耗レス、コンパクトというローラカム式の減速メカニズムの基本性能に加え、ローラとカムの噛みあいが縦方向になっている事で、出力テーブル下部に広大な空間を産み出し、これまでにない自由な装置設計を可能としている。工作機械の複合化、多機能化のニーズの増加とともに、加工精度や速度の向上だけでなく、加工テーブル周りに組み込むクランプ、各種ポート、エンコーダなどの周辺機器も増加し、いかにコンパクトに収めるかも大きな課題となっている。DMXレデューサはローラコンタクト式の特徴である長期摩耗レス特性による高速駆動へのニーズだけでなく、コンパクト化、軽量化等のニーズに応え、次世代機に要求される付加価値を提供する。