スエード調人工皮革'ラムース'自動車用途における現状と課題

摘要

旭化成せhい㈱は昨年、宮崎県延岡にある“ベンリーゼ”ラインを増設するなど不織布生産の拡大を発表、衛生材料から生活資材、産業資材など、多方面に精力的な事業展開を進めている。スエード調のポリエステル人工皮革“ラムース”も延岡で生産され、ここから世界中に出荷されている。旭化成せhいが展開する人工皮革事業と今後の展望などについて、ドイツに駐在され欧州不織布の最前線を経験されてきた同社不織布事業部ラムース営業部長 関淳平氏にお話を伺った（文中敬称略）。