香りも充実レ深化する柔軟剤の市場を見る購入者が最も重視するのは『香り』求められる香りは「爽やかさ」と「清潔感」

摘要

柔軟剤が「棚の一等地」を占めている。最近よく目にするドラッグストアの光景だ。「一年前と比べて、柔軟剤コーナIは2倍ほど広くなっています」とは、某ドラッグストアの店員さhの話し。お客様の目線の高さと同じ、いわゆる「棚の一等地」には約20種類もの柔軟剤が並hでいる。何故、これほど柔軟剤の品数が増えたのか。それは昨今の洗濯事情の変化が要因と思われる。部屋干しの増加によって、香りや防臭、抗菌の効果が注目きれるようになり、柔軟から香り付け、抗菌へと柔軟剤の使用目的が大きく変わったのだ。経済産業省の統計では、柔軟剤全体の出荷額は08年度の約618億円に対し、09年度は約633億円と確実に増えている。今号は「香り」のバリエーションが広がる柔軟剤市場を探ってみた。