レモンガスの小田原LPGスマートコミュニティ計画、10月までに着工へレジリエンス住宅ベースの全国初プロジェクト

摘要

レモンガス㈱（赤津欣弥社長）は、神奈川県小田原市の充填所を撤去してLPガスを熱電源のベースとするスマートコミュニティ建設プロジェクト「小田原プロジェクト」の具体化を急いでいる。プランニングは最終段階を迎えており、今年10月までに着工する方針を明らかにした。当初、同プロジェクトは1ブロック（戸建住宅4戸）×3区画、合計12戸のスマートコミュニティとする計画だったが、国の国土強靭化政策に対応し、建物は地震に強いレジリエンス住宅とすることを検討している。住宅配置についても戸建複数戸ブロックと2階建住宅数戸を連結する、いわゆる長屋方式との組合せ案も出ており、近く最終決定する。