バ口ウィンに向けたカボチヤ缝と戦略について

摘要

生産元である北育ち元気村花き生産組合かぼちや研究会の位置する北空知地域は、北海道の空知管内北部に位置し、深川市.妹背牛町、秩父別町.雨竜町.北竜町-沼田町.幌加内町の1市6町からなり、東西に約40km .南北に200kmと北海道内でも屈指の広さを有する広域産地である。気候は概ね大陸性で、恵まれた自然環境と地域内東部を流れる石狩川、中央部を貫流する雨竜川が合流する肥沃な沖積土地帯で、北海道内の代表的な農業地帯を形成している。主たる農産物の米は良質米の生産で知られ、観賞用カボチヤの栽培については、約20年前に花き扱いの1つの品目として導入され今日に至っている。「マ『産地としてのオリジナリテゃ確立』を目指し3戸の生産者から始まった栽培であつたが、当初は全国的にも生産量が少なく品目としての位置付けやお客さhの認知度もかなり低いものであった。一方、大田花きでは花業界として行事の少ない10月を盛り上げるベく、欧米では10月お日に当たり前の行事として行われていた『ハロウィン』に着目し、販売戦略の一環として平成9年9月末に『かぼちゃ大市』を初めて開催した。