GPS応用列車在線表示システムの開発

摘要

名古屋鉄道㈱は、名古屋本線と19の支線で構成され、相互に乗り入れ運転を実施しており、連結·解放が多く複雑なダイヤとなっている。一方、PTC（Programmed Traffic Control：列車運行管理）システムは駅ごとに導入され、全線275駅中68 駅にとどまっており、ダイヤ乱れ時には、列車無線で列車の位置や車両番号を聞き取り遅行状況の把握をしていた。以上の課題を解決すべく在線表示システムを導入し2014年4月から運用を開始した。