CO{sub}2排出ゼロのクリーンな電気を高効率で発揮する：トレンチIPMの太陽光発電システムへの応用

摘要

地球温暖化防止が国際的な問題として取り上げられ，CO{sub}2削減を目的としたさまざまなクリーン·エネルギーの活用が加速されています．太陽光発電システムの実用化もその一つで，1992年以降余剰電力の買電制度が開始され本格的な普及が始まっています．太陽光発電システムは，太陽電池と呼ばれる太陽エネルギーを受けて電気に変換する半導体やパワー·コンディショナと呼ばれる電力変換装置で構成されます．とくに最近では，個人住宅用太陽光発電システムが普及し始めています．ここでは，この住宅用太陽光発電システムの構成，パワー·コンディショナおよびパワー·コンディショナの重要なコンポーネントであるトレンチIPMについて紹介します．