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誘電体層を用いたETCゲート付近の電波環境改善に関する検討

机译:使用介电层改善ETC栅极附近无线电环境的检查

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摘要

本研究では,トンネル内等のコンクリート構造物内部に設置されるETCゲートの電波環境を良好にすることを目的として,トンネルを構成するコンクリート(セメント)表面に誘電体層を配置することにより,表面の反射量低減に関する検討を行った.具体的にはまず,ETCの周波数5.8GHzにおけるコンクリート単体の反射量をその厚みの変化に対して計算した.次に,コンクリート表面に誘電体層を配置し,コンクリート背面の種々の状況を考慮して,背面が空気(オープン状態),金属(ショート状態)および一例として水分を含んだ土の場合における垂直入射時の反射特性を求めた.さらに,斜入射時の特性について,施工状況を考慮してコンクリートと誘電体層に隙間がある状況も含めて検討した.
机译:在本研究中,出于改善安装在混凝土结构(例如隧道内部)内的ETC门的无线电波环境的目的,在构成隧道的混凝土(水泥)表面放置了介电层。我们研究了反射量的减少。具体而言,首先,针对其厚度的变化,计算单混凝土在5.8 GHz的ETC频率下的反射量。接下来,将介电层放置在混凝土表面上,并考虑到混凝土背面的各种情况,例如在空气(开放状态),金属(短状态)和含水土壤的情况下,背面垂直入射。获得了时间的反射特性。此外,考虑到施工情况,检查了斜入射时的特性,包括混凝土和介电层之间存在间隙的情况。

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