企業と製品－次世代に突入した温度管理輸送＆配送システム－生鮮食品輸送に特化したウイング：特有の課題解決と効率活用を追求

摘要

矢野特殊自動車は、生鮮食品の高度鮮度管理ニーズに対応して生鮮食品輸送に特化するとともに、帰り荷対策として一般雑貨輸送にも対応可能な大型冷蔵ウイングボデー「マルチ生鮮ウイング」を提案している。 生肉や野菜、鮮魚、乳製品など生鮮食品の輸送でネックになるのは鮮度管理。 といっても、温度を一定に保てば事足りるというものではない。 食材特有の匂いが他の食材に．移って商品性を低下させてしまうため、臭気対策の配慮が必要であり、メロンが発生する“メロンガス”は他の果物の熟成を促し劣化を早めることが知られているように、野菜や果物が発生するガス（エチレンなど）対策などきめ細かい対応が鮮度管理の決め手になる。