「電車とバスの博物館」の移転作業

摘要

東京急行電鉄では、これまで同社田園都市線の高津駅（川崎市高津区）で運営していた交通博物館「電車とバスの博物館」を、このほど同線宮崎台駅前（川崎市宮前区）の隣接地へ移転し、3月21日にオープンさせた。 この移転は、同線二子玉川駅～高津駅～溝の口駅間の複々線化工事に伴うための措置である。 今回、博物館の移転にあたり、大型展示物（航空機1機、鉄道車両2両およびそのカット車両が3両、バス2台）の搬出入作業が、昨年10月31日から今年1月10日までの、都合6日間にわたって行われた。 この作業は、タイワと東横車輌電設の2社が計画監理を担当し、東横車輌電設と丸池海運が実際の作業を行った。 この作業を、現場に立ち会った関係者からのコメントを中心に紹介しよう。