伝統の大津磨きと現代大津磨きの競演

摘要

5月24日、雨天という悪天候の中、200人近い参加者を集めて第6回漆喰·土壁技術講習会が行われた。テーマは「大津磨き現代大津磨き」。左官の本場である京都から山本忠和氏、東左職連青年部平成会の役員でもある小沼充氏の両氏を迎え、日本の壁でも最高級と呼ばれる大津磨きの実演が披露された。開催されたのは、富沢建材㈱（冨澤英一社長）の本社構内で、東京都左官職組合連合会青年部平成会（阿鴫一浩会長）の協賛のもと行われた。この講習会は、左官伝統工法や漆喰·土壁の技術の習得と、現代の建築にその素晴らしさを取り入れる為のノウハウを学ぶ事を目的に開催されているもので今回の講習会で6回目となる。