《特集》'TSUNAMI'(余波·①--新·稲むらの火（上）

摘要

この2月、「言い換え語·表現事典」の連載を、6回目で一旦中止し、TSUNAMI を挿入した。 疙毱榇蠼虿ā?回だけのつもりが、2回目「世界用語·TSUNAMI」となり、3回目の前回が「スリランカ大津波」--と、"津波"のようにペンが走った。 まだ、"津波"のエネルギーが残っているのか、続いて"余波"を書くことになった。1854年（安改元年）※12月23日午前8時、遠州灘を震源地とするM8.4の大地震が発生した。 安政の東海地震である。 その32時間後の24日午後4時に紀伊半島沖でほぼ同規模の地震が起こった。 この地震が津波を引き起こした。 世に言う'安政南海地震津波'である。