e-Journalの現状と将来--表面科学講演大会特別講演よリ

摘要

以上述べてきたように，eJSSNTは冊子体がないので身軽であり，eJSSNTが掲載されているj-Stageのお陰で，図らずも時代を先取りしたジャーナルになっていると言える。 つまり，オープンアクセスジャーナルであり，真のオンラインジャーナルであり，「民放型」のジャーナルであることがおわかりいただけたと思う。 21世紀の学術ジャーナルは，インターネットの普及によって20世紀とはかなり違った形になると予想される。 ジヤーナルの名前やインパクトファクターなどに依らず，一つ一つの論文が文献リンク網のなかに置かれ，その評価はそれぞれの論文の被引用数で決ま勘　 掲載されているジャーナルのインパクトファクターではをくなるはず。 その意維味で。 eJSSNTの去来は明るい。