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突発的災害時における避難グループの経路分散のための避難経路探索法

机译:突发灾害时疏散人员路线分布的疏散路线搜索方法

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摘要

火災·爆発·テロ等の突発的災害が発生した時,被災者は災害現場から安全かつ迅速に避難する必要がある.本研究では,災害発生から数十秒以内に被災者の避難を実現するシステムとして,非常時緊急避難支援システムであるERESSの開発を行っている.本システムにおいて,各被災者に対して適切な出口への安全な避難経路を提示することは極めて重要である.従来の避難経路探索では,全被災者がERESS端末を保持することを想定している.しかし,実際にはERESS端末保持者とERESS端末未保持者が混在する可能性が高い.一般的に,火災等の緊急時,被災者には集団心理が働き,周囲の被災者についていく行動(追従行動)をとる.これにより,複数人で行動する避難グループが形成される.ここで,人数の多い避難グループが形成されると,避難中に通路上で局所的な混雑が発生し,避難時間が遅延する可能性が高い.そこで,本稿では,ERESS端末未保持者及び避難グループを考慮した新たな避難経路探索法を提案する.提案方式の有効性を示すため,コンピュータシミュレーションにより性能評価を行った.その結果,ERESS端末保持者の割合に関わらず,提案方式が従来方式よりも多くの被災者の避難を実現できることを示した.
机译:万一发生火灾,爆炸或恐怖主义等突发性灾难,受害者需要安全,迅速地从灾难现场撤离。在本研究中,我们正在开发ERESS,这是一种紧急紧急疏散支持系统,该系统可在灾难发生后数十秒内实现对受害者的疏散。在此系统中,向每个受害者提供安全的疏散路线至适当的出口非常重要。在传统的撤离路线搜索中,假定所有受害者都拥有ERESS终端。但是,实际上,ERESS终端持有者和ERESS终端非持有者很可能会共存。通常,在发生火灾之类的紧急情况下,团体心理会对受害人起作用,并采取行动(跟进行动)以跟随周围的受害人。结果,形成了与多个人一起行动的疏散小组。在此,如果形成有大量人员的避难团体,则在避难时在通道上发生局部拥堵的可能性很高,并且疏散时间会延迟。因此,在本文中,我们提出了一种新的疏散路线搜索方法,该方法考虑了ERESS终端非持有者和疏散人群。为了显示所提方法的有效性,通过计算机仿真进行了性能评估。结果表明,所提出的方法与传统方法相比,能够实现疏散更多的受害者,而与ERESS终端支架的比例无关。

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