50mm標凖レンズで撮る写真：35 mmカメラと50mm標準レンズの歴史

摘要

50mmレンズというと、人によって何を連想するだろう。 「標準レンズ」は正統派、「エルマー」はバルナック·ライカ派、「スミクロン」はMライカ派、「キヤノン1.8」は戦後派、「？」はAFズーム派、ということにでもなるのだろうか。 それとも、テツサー、ゾチー、エルマー、クセノン、クセナー、ニッコール、キヤノン、ズイコー、ヘキサー、ロツコール、プラナー、そしてズミクロン、ズミルックスと、キラ星のように居並ぶ名玉を挙げる人もいよう(写真1)。 個人的にいえば「タクマー3.5」、学生時代に真っ先に買ってもらったアサヒフレックスに装着されていたレンズということで、初の「標準レンズ」ということになる。