CAD/CAM有効活用のポイント：製造業のCAD/CAM活用はどう変化してきたか

摘要

本誌編集部から「企業の設計·試作·量産部門でもなく、CAD/CAMを商品として販売·サポートする仕事でもない、いわゆる製造業の底辺層でのCAD/CAM活用が近年、どのように変化しているか知りたい」という執筆依頼があった。 時々、書いているが筆者の本業はいわゆる「データ屋」である。 2001年7月に自宅の一室を仕事部屋にして開業して以来、自動車関連のモックアップや検具（=検査治具）、各種試作型（ZAS型、バキューム型、FRP積層型など）を対象に、仕様書に基づいて支給された3Dデータを編集していくモデリングサービスを行っている。