アスパラガス16年度反省点と17年度販売へ向けて

摘要

野菜の国内生産は平成3年度をピークに減少する中，市場外流通の増加，若年層を中心とした野菜の消費量の低下，働く女性が増えたこともあり，デパ地下に代表される惣菜の増加，またデフレ経済を背景に低価格指向は、着実に定着しています。 このような販売環境の中，アスパラガスは健康野菜として着実に伸長している数少ない品目の1つで，今後も期待される品目です。 96年度データーで国民一人当たり年間365g消費され，これは76年度の50％増です。 また98年度のアンケートで日本人が好む野菜類の第3位。 選ばれている理由は，年代を問わず好まれること，いろいろな調理法があること，栄養が豊富なこと，そしておいしいことが人気の理由だそうです。