バイオマス発泡素材を活用した自動車用ドアの開発

摘要

報道によると12月にメキシコで開催されるCOP16では2012年に期限切れとなる京都議定書に代わる新たな議定書策定を目指すとされており，途上国を含めた温暖化対策は不可避となりつつある中で，欧州議会は自動車が排出する炭酸ガスの総量規制を2012年販売の新車から本格的に行うことを決議した。同議会が採択した法規（EC443／2009）によれば，EUの新車からの平均CO2排出量は，2012年より段階的に規制を増し，2015年には全ての新車が130g／kmを達成しなければいけないと義務付けている。