「収納スペース発明冷蔵庫」Tシリーズの開発

摘要

当社はこれまで、地球温暖化防止を目指し、省エネルギー化とノンフロン化に率先して取り組んできた。 また同時にフルオープン引き出しの採用やドアレイアウトの見直し等、多くの人が不便さを感じることなく誰でも使いやすいUD（ユニバーサルデザイン）の考え方を取り入れた冷蔵庫を提供してきた。一方で、冷凍食品の普及により冷凍室の容量増加のニーズが高まっている。 しかし従来の冷蔵庫では冷凍室背面に位置するコンプレッサ収納部により冷凍室容量を拡大することができなかった。 そこで、冷凍室容量を拡大させ、更なるUDを進化させるため、図1に示すようにお客様の手が届き易く出し入れし易い冷蔵庫背面下部に従来設置されていたコンプレッサを、お客様の手が最も届き難くデッドスペースとなっていた冷蔵庫背面上部に移動する「収納スペース発明トップユニット冷蔵庫」Tシリーズを開発した。