健康を增進する給食の充実とともに食育を維進:国産食材の使用割合を15年度までに80%以上に

摘要

学校給食は1889年に山形県の小学校で 貧困児童を対象に昼食の提供を行ったこと を起源とする。1946年12月の文部、厚生、 農林3省次官通達により再開された戦後の 学校給食には、学童の体位向上ならびに栄 養教育の見地から、全国的に学校給食実施 を推進するという意義が示され、実施の対 象や児童1人当たりの熱量およびタンパク 質の給与量、給食費の負担、教育効果など も示されている。54年には「学校給食法」 が制定、学校給食の法的根拠が明確になつ た。