危険感受性の向上とともに、現場での面倒見の良さにつなげる教育を目指す

摘要

三井造船㈱玉野事業所（以下、玉野事業所）では、ここ最近の団塊の世代等ベテランの退職や、数年前からの造船業の好調に伴う新卒採用·協力会社従業員の増員等を背景に、安全衛生教育の弓垂化の一環として、平成19年4月より危険体感教育を開始した。 準備は平成18年11月ごろより開始し、他社の危険体感教育を参考にして、玉野事業所の作業で多い高所·クレーン·溶接作業を中心に、21種類の体感設備を自主制作するなどし、安全研修センタこを立ち上げた。これまでに、一部の協力会社を含む全従業員（事務職を除く）に教育し（5月16日現在2,124人）、今後、残りの協力会社従業員約700人に実施していく予定である。