トップの視点--「目配り,気配り,心配り」で最上のサービス

摘要

中村氏（以下略）：ホテル業界は今，「第7次ホテル戦争」ともいわれる激しい競争を繰り広げています。東京を中心に外資系ホテルの新規開業が相次ぎ，国内勢もこれに対抗しています。 ここ4～5年のうちに，東京近郊で4,000室から5,000室が新たに供給される見込みです。 この競争を勝ち抜くには，差別化されたサービスや施設が必要です。 その一環として，ロイヤルパーク汐留タワーを開業しました。 汐留は，ヤングエグゼクティブを中心とするメディアシティです。 この特性に合わせたホテルづくりを心がけました。 1つはIT化です。 全客室にパソコン併用の液晶テレビを設置し，インターネットを利用できるようにしました。 インターネット経由のホテルサービス，「サイバーコンシェルジュ」も導入しました。ホテル内外の情報，デリバリーサービスなどをオンラインでご提供しています。