マテリアルサイエンスが牽引役に

摘要

バイエルグループの2010年業績は，マテリアルサイエンス事業が牽引役となって，売上高は前年比12．6％増の350億ユーロと過去最高を記録した。金利·税金·償却前利益（EBITDA）も前年比8．1％増の約63億ユーロとなった。2009年の減収減益から，回復基調に転じたといえる。昨年初め，首脳陣が「2010年は5％以上の売上高増を予定している」と予測した計画値を大きく上回った。ヘルスケア事業など3事業部門すべてで売上高が増加した。