パフォーマンス改善のための内部監査は、顧客に直結するプロセス、システム、業務を重視すること

摘要

今企業が一番悩んでいる問題は、内部監査そのものを何のために行うのかということです。一つはっきりしている理由は、認証取得のために内部監査を実施した証拠が必要だということです。 認証を継続するために仕力なく内部監査を実施している状態が5～6年続き、その状況の中で内部監査がいったい何の役に立つのかという大きな疑問を持ち始めたのでしょう。 その疑問に応えるには、企業にとって有効性のある内部監査とは何か、それを具体的に見せる必要があるのではないでしょうか。 そうでなければ企業が熱心に内部監査に取り組むことはないと思います。