食道表在癌183 m 201病変(粘膜内癌159病変,粘膜下層浸潤癌42病変)のホルマリン固定検体を用いて,その肉眼的特徴を検討した.その結果, 高い確率で癌が粘膜下層に大量に浸潤していると推定される肉眼所見は,以下の2点に要約された.1つは,"立ち上がりがなだらかなドーム状の隆起"で, 組織学的には,大量の癌組織が直上の上皮層を押し上げて隆起を形成したものである.もう1つは,"明暸なびらん.潰瘍を伴う陥凹"で,組織学的には,大量の癌組織が,粘膜深部や粘膜下層に浸潤することにより,直上の粘膜組織(多くは粘膜内癌巣)が自壊·脱落レ,同部に癌性びらん·潰瘍を伴つたと推定されたものである.以上の特徴の指摘とともに肉眼観察による食道表在癌の深 達度診断の有用性と陥葬について付言した.
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机译:使用福尔马林固定标本检查了183 m 201食管浅表癌的宏观特征(粘膜内癌159例,粘膜下浸润癌42例)。以下两点概括了被认为已侵入该区域的宏观发现:一是“圆顶状隆起且平缓上升”,从组织学上来说,大量癌组织正上方。另一个是“透明纳维兰,溃疡引起的抑郁”,是深层粘膜和粘膜下层的大量癌变组织。据推测,由于侵袭,紧邻其上端的粘膜组织(主要是粘膜内癌性病变)会自毁/掉落,并且同一区域伴有癌性荨麻疹/溃疡。他补充了浅表食管癌深度诊断的有用性和埋葬性。
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