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摘要

日本ゼオンの上期合成ゴム事業の売上高は、609億3300万円で前年同期比49.2％増となった。自動車の回復に伴う自動車用ゴム部品向けなどの特殊ゴムも堅調だったが、タイヤ向け汎用ゴムの需要が旺盛だった。下期見通しについては、タイヤ生産が順調に推移していること、旺盛なアジアを中心とした輸出により、数量は堅調に推移する見込み。利益面では、円高の影響が懸念されるとしている。